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新鮮なラムやマトンと一緒に玉ねぎ、ピーマン、もやしなどの野菜を焼き、特製のタレに絡めて食べるジンギスカン。羊肉が持つ独特の風味を苦手とする方からも、札幌のジンギスカンだけは美味しく食べられるという声が頻繁に上がっています。特徴的なのはドーム状に作られたジンギスカン鍋の存在で、頂点に配置した羊肉から滴り落ちる肉汁を野菜と絡めて食べるのが本場・札幌流です。地元の人たちは自宅やBBQで食べることも多いというこのソウルフードは、ご飯にもビールにも相性が抜群。札幌を代表する名店の数々を、特徴と合わせてご紹介します。
札幌でジンギスカンといえばここ!ジンギスカンの有名店!
だるま
七輪でカンカンに熱された鉄鍋の上にシャキシャキのネギとタマネギが乗り、ドーム型鍋のてっぺんで羊肉を焼き上げるのが、昭和29年に札幌で創業した「だるま」が演出するジンギスカンの伝統です。
秘伝のタレと新鮮な羊肉にこだわりを持つだるまの特長は、珍しい「上肉」や「ヒレ肉」を極厚にカットして提供していること。一頭からごく僅かしか取れない希少部位とあって数量限定ですから、見つけたらすぐにオーダーしましょう。
さっぽろジンギスカン
素朴な雰囲気のカウンターが特徴的な「さっぽろジンギスカン」では、ニュージーランドから取り寄せた最高級種の羊肉を取り扱っており、羊特有の臭みを感じないと評判です。生肉のままで空輸した羊肉はジューシーで、日本人の心に訴えかけるような醤油ベースの優しい風味が料理のグレードを引き上げています。
溜まったタレをジャスミンティーで割り、締めのスープとして味わえることでも有名な、札幌を代表する名店の一つです。
シーン別で札幌のジンギスカンのお店を探す!札幌でジンギスカン!
ジンギスカンのお店を選ぶにも、どんなお店にするかは人それぞれですよね。
ここではシーンごとに札幌のジンギスカンのお店を探せるように記事にいたしました。自分にあったジンギスカンのお店選びをしましょう!
札幌市内
すすきの
ジンギスカンの食べ放題があるお店tabehoudai
すすきの ジンギスカン 5条店
すすきの駅から徒歩5分の場所に位置する「すすきの ジンギスカン 5条店」は、リーズナブルにジンギスカンの食べ放題ができるお店です。こちらのお店には広々とした掘りごたつ席やカウンター席があり、飲み会や宴会、デートなど、様々なシーンで食べ放題の利用ができそうです。
お手軽に食べ放題を楽しむなら、「ジンギスカン食べ飲み放題3,600円コース」がおすすめです。こちらはクーポン利用で3300円とさらに安くなり、マトン、生ラム、味付けジンギスカンなどのお料理の食べ放題と飲み放題が、90分間楽しめます。
- [ 住所 ]
- 北海道札幌市中央区南5条西6丁目 第3エイトビル2F
- [ アクセス ]
- 南北線すすきの駅 徒歩5分
- [ 営業時間 ]
- 月~木、日、祝日: 17:00~翌3:00
金、土、祝前日: 17:00~翌6:00 - [ 定休日]
- なし
- [ ホットペッパー ]
- https://www.hotpepper.jp/strJ000027916/
(クーポンあり、ネット予約可能)
炭火deジンギスカン しまだや
すすきの駅から徒歩5分の「炭火deジンギスカン しまだや」は、創業から50年以上の歴史があるジンギスカンのお店です。創業当時から丁寧に受け継がれた自慢のタレは絶品で、ジンギスカンの旨みをたっぷりと引き立てるそう。
税込4000円の「しまだやコース」は、リピーターのお客さんも多い人気のコースです。こちらはお店特製の「島田屋ジンギスカン」やラム肉などの食べ放題ができるコースで、制限時間は2時間です。キムチ盛り合わせやキャベツ盛り、野菜サラダやラーメンサラダなど、サイドメニューも充実しています。さらに飲み放題も付いているので、ジンギスカンとともにお酒も心ゆくまで楽しめますよ。
- [ 住所 ]
- 北海道札幌市中央区南7条西4-2-11 1F
- [ アクセス ]
- 札幌市電山鼻線 東本願寺前駅 徒歩5分
札幌市営地下鉄南北線 すすきの駅 徒歩5分 - [ 営業時間 ]
- 17:30~翌5:00
- [ 定休日]
- 不定休日あり
- [ 食べログ ]
- https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1001408/
(クーポンあり、ネット予約可能、Tポイント貯まる) - [ ぐるなび ]
- https://r.gnavi.co.jp/peuav84a0000/
(クーポンあり、ネット予約可能)
アサヒビール園 羊々亭 ジンギスカン
「アサヒビール園 羊々亭 ジンギスカン」は、すすきの駅から徒歩1分とアクセスや待ち合わせに便利な位置にあるお店です。こちらのお店は「北海道産」にこだわっていて、北海道産の羊肉、サフォーク種やテクセル種なども提供されています。最大10名まで利用することができる半個室や、12名から最大15名まで利用できる完全個室が完備されているので、こちらを利用すると周囲を気にせずにゆっくりと食べ放題が楽しめます。
歓送迎会など、ちょっぴり贅沢な食べ放題がしたいときには「ラム・牛肉食べ放題+100分飲み放題」がぴったりです。こちらは税込8000円で、ラム肩ロースや特選ラム肉のジンギスカン、牛肉、野菜が食べ放題になる他、ボイル蟹やお寿司などの海鮮料理も付いてきます。ボリュームたっぷりでお腹いっぱいまで楽しめそうです。
- [ 住所 ]
- 北海道札幌市中央区南4条西4 松岡ビル5F
- [ アクセス ]
- 地下鉄南北線 すすきの駅 2番出口 徒歩1分
- [ 営業時間 ]
- 月~金
17:00~23:00
土・日・祝
16:00~23:00
第4金曜日
16:00~23:00
季節により営業時間が異なる場合があります - [ 定休日]
- 年末年始
- [ ホットペッパー ]
- https://www.hotpepper.jp/strJ000622077/
(クーポンあり、ネット予約可能) - [ 食べログ ]
- https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1004002/
(クーポンあり、ネット予約可能、Tポイント貯まる) - [ ぐるなび ]
- https://r.gnavi.co.jp/h031303/
(クーポンあり、ネット予約可能)
もっと見たい方は、「札幌でジンギスカン食べ放題があるお店7選」よりご覧いただけます。
札幌でジンギスカンが個室で食べられるお店
尾ジンギスカン すすきの店
「松尾ジンギスカン」は、札幌市内に数店舗を展開しているジンギスカンのチェーン店です。こちらの「すすきの店」は、すすきの駅から徒歩3分の位置にあり、アクセスにも便利です。
お店には、人数に合わせて利用できる個室が完備されています。少人数での接待やお子さん連れでの利用に便利な2名から5名までの個室や、宴会などにおすすめの9名から16名の個室、18名から32名までの個室があります。
個室でゆったりとジンギスカンを楽しむなら、食べ放題もおすすめです。
「特上ラムジンギスカン食べ飲み放題」は税込5000円で、特上ラム肉とラム肉のジンギスカンを食べ比べることができます。質の良いジンギスカンが食べられるプランなので、接待にも最適です。
- [ 住所 ]
- 北海道札幌市中央区南4条西5-4 シャンゼリゼビル1F
- [ アクセス ]
- 札幌市営地下鉄南北線 すすきの駅 4番出口 徒歩3分
- [ 営業時間 ]
- 月・水~日
ディナー 17:00~23:30 - [ 定休日]
- 火曜日
- [ ぐるなび ]
- https://r.gnavi.co.jp/h283800/
(クーポンあり、ネット予約可能)
ジンギスカン 羊飼いの店 『いただきます。』
「ジンギスカン 羊飼いの店 『いただきます。』 」は、すすきの駅から徒歩2分の場所にあるお店です。こちらのお店では、希少な北海道産の羊肉、サフォーク種を食べることができます。
北海道内で食べるジンギスカンのほとんどは輸入の羊肉を使用していて、北海道産の羊肉はとても希少なものだそう。そんな北海道産の羊肉を、リーズナブルに食べることができると口コミなどでも人気です。
こちらのお店は2階に個室があり、4名から最大8名まで利用することができます。扉付きの完全個室なので、札幌周辺での仲間内の宴会や接待、ご家族の集まりなどにもおすすめです。
こちらのお店のメインメニュー、「ジンギスカン」は一人前で税抜980円です。北海道産の羊肉で、モモ・ウデ・バラ・スネなどの色々な部位を楽しめる人気メニューです。
- [ 住所 ]
- 北海道札幌市中央区南5条西5-1-6
- [ アクセス ]
- 札幌市営地下鉄南北線 すすきの駅 4番出口 徒歩2分
札幌市営地下鉄東豊線 豊水すすきの駅 4番出口 徒歩3 - [ 営業時間 ]
- 月~土
11:30~翌3:00
日・祝日
11:30~23:00 - [ 定休日]
- なし
- [ ホットペッパー ]
- https://www.hotpepper.jp/strJ001094352/
(クーポンあり) - [ ぐるなび ]
- https://r.gnavi.co.jp/h369800/
(クーポンあり) - [ 食べログ ]
- https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1036161/
(クーポンあり)
もっと見たい方は、「個室のあるお店でじっくり味わう!札幌でジンギスカンを堪能するならここ」よりご覧いただけます。
札幌で穴場なジンギスカン屋さん
【すすきの】生ラムジンギスカン 山小屋
すすきの駅から徒歩5分の「生ラムジンギスカン 山小屋」は、その名の通り生ラムのジンギスカンが食べられるお店です。店内はアットホームな雰囲気で正に穴場感が漂っています。それでいて、食べログでも☆3.5以上の高評価な理由は、肉質にこだわった柔らかい生ラムや、北海道内でも珍しい、エゾシカのお肉が食べられるからでしょう。
こちらのお店では、もやし、たまねぎ、プチトマトは食べ放題になっています。ジンギスカンとプチトマトの組み合わせは珍しいですが、そのまま食べてお口直しにも良いですし、鉄板で熱々に焼いても美味しくいただけます。
「エゾシカ・生ラムセット」は、税抜1000円から注文することができます。生ラムをたっぷり楽しみたい方には、税抜800円の生ラム単品も用意されています。
- [ 住所 ]
- 北海道札幌市中央区南4条西4 第5グリーンビル 1F
- [ アクセス ]
- 地下鉄南北線 すすきの駅 徒歩5分
市電 すすきの駅 徒歩5分 - [ 営業時間 ]
- 17:00~23:00
- [ 定休日]
- 日曜・祝日・年末年始(12/31~1/2) 連休中は要問い合わせ
- [ 食べログ ]
- https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1000600/
やまか
「やまか」は、すすきの駅から徒歩3分のジンギスカンの隠れた名店です。こちらのジンギスカンは、地元の方に好評の穴場店です。ジンギスカンは、多くのお店でスライサーでカットされているそうですが、こちらのお店は一つ一つ手作業で丁寧にカットしています。そのため、鮮度の高いラム肉の、美味しい部分を堪能できると人気です。
こちらのお店では、型にはまった宴会コースというものがありません。その代わり、予算や要望を伝えると、それぞれに合わせた内容の宴会プランを立てて、ジンギスカンを提供していただけます。観光なのでジンギスカンをしっかり楽しみたい、二次会での利用なのでお酒とともに味わいたい、など、様々な要望に応えてもらえるのも、人気の理由の一つです。
- [ 住所 ]
- 北海道札幌市中央区南6条西4-1
- [ アクセス ]
- 地下鉄南北線 すすきの駅 徒歩3分
- [ 営業時間 ]
- 17:00~23:00
- [ 定休日]
- 第1日曜日
※その他、不定休日あり。詳細は店舗までお問い合わせください。 - [ ホットペッパー ]
- https://www.hotpepper.jp/strJ000301119/
(クーポンあり、ネット予約可能) - [ 食べログ ]
- https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1002528/
(クーポンあり、ネット予約可能、Tポイント貯まる) - [ ぐるなび ]
- https://r.gnavi.co.jp/h148000/
(ネット予約可能)
もっと見たい方は、「札幌で穴場を発見!知る人ぞ知るジンギスカンのお店」よりご覧いただけます。
札幌で激安のジンギスカンが食べられるお店
大井肉店 ジンギスカン 炭〇~すみまる~
札幌市北区で安くジンギスカンを食べるなら、こちらのお店がおすすめです。「大井肉店 ジンギスカン 炭〇~すみまる~」は、北24駅から徒歩2分とアクセスしやすい位置にあります。店内は落ち着いて洗練された雰囲気で、カジュアルな飲み会などにも利用できそうです。
こちらのお店では、激安のジンギスカンメニューがあります。税抜2000円のセットメニューは、特上の生ラム2人前、ライス、キムチ、味噌汁、焼き野菜、さらにドリンク2杯がついたとてもお得なセットです。セットメニューが激安で注文できるので、追加で他のジンギスカンの部位を注文することもできますね!
- [ 住所 ]
- 北海道札幌市北区北24条西4-2-11
- [ アクセス ]
- 地下鉄南北線 北24駅 徒歩2分
- [ 営業時間 ]
- 月~水、金、土、祝前日: 17:00~翌1:00
日、祝日: 17:00~翌0:00 - [ 定休日]
- [ ホットペッパー ]
- https://www.hotpepper.jp/strJ001211269/
(クーポンあり、ネット予約可能)
もっと見たい方は、「札幌で安く食べられる!コスパGOODなジンギスカンのお店9選」よりご覧いただけます。
札幌で子連れジンギスカンにおススメのお店
アサヒビール園 羊々亭 ジンギスカン
「アサヒビール園 羊々亭 ジンギスカン」はすすきの駅から徒歩1分の位置にあるお店です。全256席と広々した店内で賑わった雰囲気なので、お子さん連れでも気兼ねなく訪れることができそうです。乳児のお子さんから受け入れ可能で、ベビーカーのまま入店することもできます。お子さん用の椅子や食器を用意してもらうこともできます。
幼児より大きいお子さんを連れての利用でしたら、「ファミリーセット」がおすすめです。こちらは税込4200円で、特選ラムのジンギスカンや、カルビ、鶏、豚バラの焼肉、焼き野菜などがセットになっています。お子さんが食べやすいポークソーセージや鮭おにぎりもセットになっているので、家族みんなでお食事を楽しめそうです。
- [ 住所 ]
- 北海道札幌市中央区南4条西4 松岡ビル5F
- [ アクセス ]
- 地下鉄南北線 すすきの駅 2番出口 徒歩1分
- [ 営業時間 ]
- 月~金・祝前日
17:00~23:00
土・日・祝
16:00~23:00
第4金曜日
16:00~23:00 - [ 定休日]
- 年末年始
- [ ホットペッパー ]
- https://www.hotpepper.jp/strJ000622077/
(クーポンあり、ネット予約可能) - [ ぐるなび ]
- https://r.gnavi.co.jp/h031303/
(クーポンあり、ネット予約可能) - [ 食べログ ]
- https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1004002/
(クーポンあり、ネット予約可能、Tポイント貯まる)
松尾ジンギスカン 札幌大通南1条店
「松尾ジンギスカン」は、地元・札幌で親しまれているジンギスカンの専門店です。こちらのお店は札幌市内に数店舗を展開していて、「ジンギスカンを食べるならここ!」という方も多いのだとか。「札幌大通南1条店」は、大通駅から徒歩3分の位置にあります。
近くには大通公園があるので、お子さんと公園で遊ぶ際にも訪れやすいですよ。子供用の椅子も用意してもらうことができ、周りが気になる場合におすすめの個室もあります。
お子さんと一緒でも利用しやすいランチタイムも営業しています。お得なランチセットもあり、「3種食べくらべランチセット」は税込1730円です。こちらは特上ラム・ラム・マトンと3種類のジンギスカンを食べ比べることができるので、お子さんとシェアして食べるのにも良さそうです。
- [ 住所 ]
- 北海道札幌市中央区南1条西4丁目16-1 南舘ビル1F
- [ アクセス ]
- 地下鉄南北線 大通駅 徒歩3分
地下鉄東西線 大通駅 徒歩3分 - [ 営業時間 ]
- ランチ 11:00~15:00
ディナー 17:00~23:00 - [ 定休日]
- 12/31~1/2
- [ ぐるなび ]
- https://r.gnavi.co.jp/h045105/
(クーポンあり、ネット予約可能) - [ 食べログ ]
- https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010102/1002898/
(クーポンあり、ネット予約可能、Tポイント貯まる)
もっと見たい方は、「子連れでジンギスカンを食べるならここ!札幌で子供OKなお店集めました」よりご覧いただけます。
移動が楽チン!!札幌でジンギスカンが食べれるホテルや、有名店から近いホテル!
メルキュールホテル札幌
札幌で有名なジンギスカンのチェーン店「松尾ジンギスカン」の札幌すすきの4・2店の目の前にあるホテルです。宿泊者専用フィットネスジムは滞在中何度でも利用できるので、食べ過ぎたと思ったら身体を動かして調整できます。
またランドリーサービスがあるので、ジンギスカンで匂いがついてしまった洋服を綺麗にできます。
ホテルルートイン札幌中央
成吉思汗 だるま 4.4店、松尾ジンギスカンすすきの店、さっぽろジンギスカン本店に徒歩1分で行ける位置にあるホテルです。お腹いっぱいになっても直ぐに歩いて帰れる距離ですので嬉しいですね。満員だったら一旦ホテルに帰って時間を置いてから再来店ということもできる距離です。
ジンギスカンをもっと知る!食べる前にジンギスカンのことを少しでも知っておこう!
ジンギスカンの歴史
「ジンギスカン」の由来は、人の名前?!
現在、北海道のご当地グルメとして全国的に広く知られるようになった「ジンギスカン」。日本では、日清戦争ののちに羊肉を食べる文化ができ、主に札幌地方の家庭料理、観光料理として定着したとされています。
その「ジンギスカン」、名前を聞くとモンゴル料理のように思えますが、その由来はどこにあるのでしょうか。ジンギスカンの料理名の由来には諸説ありますが、「チンギス・ハーンから由来した」という説は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
チンギス・ハーンとは、モンゴル帝国の創建者です。モンゴル帝国を率いていたチンギス・ハーンが、遠征の陣中で兵士のために作らせた料理が「ジンギスカン」という説もありますが、実際にはジンギスカンはモンゴル発祥の料理ではないため、謎が残っています。
また、日本史でも名前が残っている「源義経」がモンゴルに渡って名を変え、チンギス・ハーン(ジンギスカン)となったことに由来する、という説もあるようです。
今や、日本では多くの人が料理名として耳にしたことのある「ジンギスカン」には、未知に溢れた歴史があるようです。そんな歴史を想像しながらジンギスカンを食べてみると、一味、二味違った味わいになるかもしれませんね!
ジンギスカンが北海道で広まったわけ
羊肉自体が日本で食べられ始めたのは、大正時代だと言われています。大正時代に満州に出向いた日本人が、現地で羊肉を食べている習慣を見て日本に持ち帰ったという説があるそうです。ジンギスカンという料理が発祥したのもこの頃だと言われていますが、ご当地グルメの代表格になるほどに北海道・札幌でジンギスカンが広まったのはなぜでしょうか。それは、北海道では羊肉が手に入りやすかったことや、羊肉とともに焼いて食べる野菜も豊富に収穫できるためではないかと言われています。札幌以外でもジンギスカンを食べることはできますが、北海道産の新鮮な羊肉と野菜で食べるジンギスカンは、一味違うことでしょう。
ジンギスカンの種類と肉の部位について
ジンギスカンは意外と外国産の輸入肉を使っている?
北海道・札幌のご当地グルメの「ジンギスカン」。ジンギスカンに使われている羊肉は、実はほとんどのものが外国産の輸入肉だそうです。国内産の羊肉はとても希少なものであり、北海道では士別や焼尻が産地として有名です。国内産の羊肉は希少であるので、価格も高価なものが多く、一般的にはスーパーなどには流通していません。
「ラム肉」と「マトン肉」の違いは?
ジンギスカンをお店で食べるとき、メニューを見ると「ラム」「マトン」という文字が並んでいるのを見たことがあるでしょうか。「ラム」と「マトン」は品種の違いではなく、生まれてからの年数によって呼び方が変わるのだそうです。
呼び方は国によって多少違いがあるようですが、一般的に「ラム」は生まれてから1年未満の子羊から取れた肉のことを指します。また、「マトン」は生まれてから1年以上が経った、成羊から取れた肉のことを指します。ラムは肉質が柔らかく、独特の臭みが少ないのが特徴です。ジンギスカンを初めて食べる方は、ラムが食べやすいと感じることも多いそうです。対してマトンはラムに比べてコクや旨味が強く、脂肪が多いのが特徴です。
老舗店のジンギスカンを、家庭でも
札幌で有名な老舗のジンギスカンのお店「松尾ジンギスカン」の料理をご自宅で食べることができます。食べ比べセットや鍋とセットになっているものもあるので、自宅にいながら札幌のジンギスカンを楽しむことができます。札幌に行くのは大変だけど、本場の味を楽しみたい方にはピッタリの商品です!
《松尾ジンギスカン公式》送料無料!たべくらべセットA 冷凍 [ジンギスカン セット]
札幌のジンギスカンの人気チェーン店「松尾ジンギスカン」のジンギスカンを、家庭でも手軽に楽しむことができます。
【鍋付】本格ジンギスカン鍋セットA(マトン二種) 冷凍
こちらのセットは、北海道のジンギスカンのチェーン店、「松尾ジンギスカン」が販売しています。味付けのジンギスカンのほか、簡易ジンギスカン鍋がついたお得なセットです。
ジンギスカン鍋を紹介
ジンギスカンは、専用の「ジンギスカン鍋」を用いて焼くのが一般的です。ジンギスカン鍋は、真ん中部分が盛り上がった形状になっていて、肉の余分な油が溝に沿って下に流れます。その旨味が凝縮された油が溜まった鍋のふち部分に野菜を並べ、旨味を染み込ませながら焼き上げるのが美味しい食べ方です。
本格的な「ジンギスカン」を自宅の鉄板で再現しよう!
ご当地グルメのジンギスカンを焼く王道の方法といえば、ジンギスカン専用鍋を使用する方法ですね。自宅で使う際には、テーブルの上にガスコンロを置き、その上に専用鍋をのせて作ります。野外のキャンプなどで使用する時には、バーベキューコンロや七輪にのせて作ることもできます。
ジンギスカン専用鍋には「山」と「溝」と呼ばれる部分があります。中央の「山」で羊肉を焼き、まわりの「溝」で野菜を蒸し焼きにします。山で焼いた肉汁が溝におちて、お野菜に旨みがプラスされるんですよ!それでは、詳しく焼き方をご説明いたしまので、鉄板をイメージしながら読み進めてくださいね。
①ジンギスカン専用鍋を熱して、もやし・キャベツ・玉ねぎなどのお野菜を溝に敷き詰める。
②山に羊肉を広げ、焼きすぎないように注意しながら様子を見ます。
③羊肉のまわりが白く色づいてきたら裏返し、さっと裏面を焼きます。
④羊肉の漬けダレを溝の野菜にまわしかけ、山から零れ落ちる肉汁の旨みと調和させたら完成です。
ちなみに、ジンギスカンの〆は、うどんがおすすめです。溝にゆでうどんを入れてタレを絡め、きつね色になったら食べごろです。焦げやすいので、ゆっくり弱火で温めてください。
札幌名物!?ジンギスカンキャラメル!
相反する食材同士のマリアージュは賛否両論を集めますが、札幌市内でその的となっているのが「ジンギスカンキャラメル」です。原材料に羊肉こそ使われていませんが、ネギやニンニクが混ざったような香りはまさにジンギスカンそのもの。
キャラメルとの調和が取れるとはお世辞にも思えないような商品ですが、その存在を知ってしまったが最後、試さずにはいられないのが人間の性というものでしょう。手頃なお土産としても、お取り寄せグルメとしても楽しめる話題作です。
「ジンギスカンキャラメル」なるものが存在するって…!?
ジンギスカンはご存知の通り、羊肉を焼いて食べるご当地グルメです。北海道のご当地グルメでも独特の存在感を誇るジンギスカンは、お酒にもご飯にもぴったりですよね。
そんなジンギスカンの関連ワードで「ジンギスカンキャラメル」なるものがあります。ジンギスカンとキャラメル、どう捉えても関連性が少なそうな食べ物同士ですが、一体どういうことなのでしょう?
実は、「ジンギスカンキャラメル」という食べ物が存在するのだそうです!北海道のご当地グルメであるジンギスカンの知名度を利用したお土産だそうで、その珍しさとインパクトで購入していく観光客の方もいるのだとか。その味は、まさに「ジンギスカン」。甘いキャラメルを想像すると、正反対の味わいに驚いてしまいそうです。北海道のおみやげ屋さんや、道外でも面白い雑貨を取り扱うお店などで取り扱っていることもあるようです。
札幌グルメフーズ ジンギスカンキャラメル 18粒×10個
ジンギスカンキャラメルは、ネットからも注文することができます。一度自分で味を確かめてみたい!という方は、自己責任でお試しください。ゲームの景品などにしても面白そうです。